この度は、「混ぜるだけ!!」(以下本品)をお買い求めいただきありがとうございます。
本品は、国産カブト虫の幼虫を飼育することに適した昆虫マットに混ぜるだけで、そこそこ育つ栄養強化マットです。
使い方によっては、そこそこじゃないくらい大きな成虫に育つことでしょう!
実際に弊社では、本品によって「ジャンボカブト」(80㎜オーバーの国産カブト成虫オス)をバシバシ生産しているのです。
「ミラクルカブト」(90㎜オーバーの国産カブト成虫オス)も夢じゃない!!(笑)
ご使用者の皆様におかれましては、様々な飼育環境下でのご使用となるかと思われますが、ここでは、一般的な飼育方法をご説明致します。
- 本品を販売店でご購入される際、内容物にカビや強い臭いが生じる事がございます。
これは流通時の環境や気温気候によって生じる症状ですが、生体に全く影響はございません。 - 幼虫飼育マット10L※1に対して、本品一袋3Lをよく混ぜ込みます。
- 水分を確認して下さい。手で軽く握り、開いた時に形がくずれず残っている状態が目安となります。
(本品の水分は多めになっているので、幼虫飼育マットは乾燥気味を使用するとよいでしょう。) - 小ケース※2に「3」のマットを9分目まで入れます。 (国産カブト虫の幼虫は、最大で3匹までにしましょう!)
- ココがポイント!!です。
- 目減り(飼育ケース内でマットが締まる事)や食べる事でマットが少なくなります。
7分目くらいまで減ってきたら、フンを取り除き「3」を足しましょう! (写真を載せる。)
毎回全てのマットを交換される飼育者もいますが、どちらでも結構です。しかし、全て交換される場合は、マットを直前に準備するのではなく、2~3日前に「3」を準備して下さい。 - なるべく温度変化の少ない場所で飼育しましょう。
われわれ人間も、昼夜で10℃前後の温度差があると体調を崩すように、幼虫たちも同じなのです。 - 6月~7月にかけてサナギになれば、梅雨明け頃には成虫に出会えることでしょう!!
- 成虫の飼育方法は、専門書をご参考にして下さい。
累代飼育※3も楽しいのでチャレンジしてみて下さい!
最大の注意
- サナギの期間は約20日間です。衝撃を与えずそっと見守って下さい。蛹室(ようしつ)という空間で過ごしますが、急激な温度変化があると結露を起こし、サナギにカビ発生の原因となり 羽化不全(完全な成虫に羽化しない事)や死亡の要因となります。
- 万が一、蛹室を壊してしまった場合は、人工蛹室※4を使用します。決してサナギをマットで埋めないで下さい。
※1 国産カブト虫の幼虫飼育に適したマット。
※2 一般的に、横23㎝ 高さ16㎝ 奥行き15㎝の飼育ケース。コバエの侵入を抑制するフタではなく、スリットフタで飼育して下さい。
※3 最初の成虫から産卵させ、成虫へ!2代、3代・・・と飼育すること。
※4 現在では、弊社製品「サナギのへや」(画像掲載)しかないと思われます。この中でサナギを飼育し羽化させます。